帰国後は広報部

広報部は本当に花形なのか?

帰国後は広報部

 

海外駐在を無事に終了し、コロナ真っ只中で日本に帰国しました。

配属なった部署は「広報部」。

 

配属先を周りの人に伝えると、

 

  • 花形の部署だね!
  • やったね、出世街道!
  • 面白そう

 

と、ポジティブな意見がほとんど。

 

この中で、「花形」と言われることが多かったので、

 

本当に花形の職種なのか?

 

を自分なりに解説していきます。

 

それでは、いきましょう!

 

広報部の仕事内容

私の会社は大手企業です。

大きく分けて、対社内対社外があります。

項目だけ羅列していくと、広報部全体の仕事内容はこんな感じ。

社内

主に、社員に対しての広報活動

  • 社内報
  • 社会貢献活動
  • クリッピング

社外

マスコミ関係やホームページ、広告等の対お客様・株主等第三者に対しての広報活動

  • リリース関係
  • マスコミ取材
  • リリース
  • ネガティブ対応(災害対策含む)
  • アンケートパブリシティ
  • 広告宣伝
  • コーポレートブランドの管理
  • 広告案の制作
  • CM、プロモーション関係
  • スポンサー管理
  • その他協賛

共通

どちらにも属する業務

  • 社会貢献
  • セミナー
  • 会社案内作成
  • カレンダー作成
  • オリンピック関係
  • グローバル案件(海外進出企業)

あとは、企業によって追加されるものもあるでしょう。

意外とたくさんある。

 

そうなんです、広報部って細かい仕事だらけなんです。

 

花形って、どこの部分言ってるの?

広報=きらびやかな世界・花形 というのは、「社外」の特に「マスコミ対応(ネガティブじゃ無い方)」の部分に当たります。

でも、それは広報の一部中の一部。

10ある内の1。

 

確かに、

CM撮影で女優さん見れる!

とかありますが、実際はもうそれどころじゃない。

CM撮影ってすごい大変。

女優さんと話せるわけでもないし、チラッとしか見ることができない。

 

企画書作ったり、社内外調整する時間の方が圧倒的に多い。

 

テレビ局・広告代理店の人と知り合って、良い関係に・・・❤︎ なんてことは、無理。

そんな余裕無いのです。

こっちは予算内で企画を通したいし、あっちは良い提案をして(もちろん金額上乗せ)くるし、攻防戦だらけ。

 

広報部の仕事は、実はめっちゃ地味。

コツコツ努力することが求められる職種です。

結論:そうとは限らない

企業によって違いはあれど、全てがきらびやかな仕事では無い広報部。

もし、キラキラした世界を想像しているのであれば一度考え直して見てください。

 

  • 営業と比較して第三者の前に立つことは少ない
  • 経営企画部のように、会社の業績を第一線でリードするわけでは無い
  • 開発企画部のように、新商品を出して世界を変えるわけでも無い

イノベーションを感じることが難しいかもしれません。

 

でも、

広報なくして企業なし。

です。

 

どこでやりがいを見出すかはあなた次第。

 

私は、仕事のモチベーションは、現在も高いままです。

 

広報部って、楽しいよ!

 

ではまたっ!