フィリピンの医療レベルってどのくらい?まだ魔術使ってるの?
マニラではどんな病気にかかりやすいの?予防法はあるの?
海外の病院って日本の病院とシステムが違うんでしょ?
マニラに日本人が安心して受信できる病院はあるの?
実際に体調が悪くなったらどうすればいいの?
救急外来にかかる時には?やっぱり救急車?
こんな疑問にお答えします。
✔️私について、紹介させてください。
私は、2018年からマニラに駐在中しております。駐在員が住む三大タウンは全部制覇。
外食と自炊が半分づつくらい、お出かけもインドアも大好き。
皆様の駐在生活inマニラの、情報収集のお力添えが出来れば良いなと思っています。
それでは、いきましょう!
マニラの病院:医療体制
安心してください。マニラの医療はアメリカの最先端の医療が導入され、基本的に総合病院で受診する際は日本と同等レベルで受診することができます。
駐在員が行くようなマニラの私立病院の多くは専門医と契約しているため、病院によって医師が常時いるというわけではございません。そして。料金設定も様々な自由診療です。故に高額になりがちです。(後述に説明:オープンシステム)
マニラでもトップクラスの一つと評価されている病院がマカティ・メディカルセンターMakati Medical Center(MMC)で、駐在員が多く住むグリーンベルトのエリアに所在しています。
ここは、救急外来(ER)を24時間体制で受け付けているので、夜中に急に具合が悪くなっても大丈夫です!
同院に関係している専門医は、フィリピン医学会の認定医のみならず、米国の専門医認定を受けている者も少なくありません。一定のレベルであるということが、証明されています。
離島では、まだ黒魔術やお祈りで病気を治す文化がありますが、大都会マニラではそんな不安は無用です!
※しかし、ローカルがいくような病院では思っていたような診察・治療を受けることができない可能性がありますので、駐在員は後ほど記載する病院にかかるようにしてください。
マニラでかかりやすい病気:衛生事情一般のワケ
フィリピンは熱帯モンスーン気候帯に属し、年間を通じて高温多湿です。
比較的雨の少ない乾期(12月から2月)、厳しい暑さが続く暑期(3月から5月)、蒸し暑くなる雨期(6月から11月)に季節分けされていますが、常に暑い。
雨期には水害が発生しやすく、衛生状態が悪化し、汚染された飲食物による食中毒や感染性腸炎が流行します。
インフラが整っていない&短時間の超集中豪雨で道路から水が溢れ出ます。大きな水たまりができてしまい、車が通れない!ということも年に数回あります。
また、そのため水溜りができやすく蚊が発生しやすく、毎年デング熱の流行も認められています。
そして、ローカルフィリピン料理は塩分濃度が高い味付けに高カロリーかつ栄養価が不十分です。知らないうちに、糖尿病、心臓病、癌や高血圧予備軍にならないように気を付けましょう。
マニラでかかりやすい病気:大気汚染のワケ
マニラでかかりやすい病気:ベスト3
フィリピンにおいては主要疾患の上位は
第一位:食あたり・食中毒・アメーバ赤痢
第二位:マイコプラズマ肺炎・気管支炎・結核
感染症がブッチギリ首位ですね。
第三位:マラリア・ジカ熱・デング熱
この病気は蚊が原因で、雨季になると患者数が増えます。
各病気の症状の特徴をご紹介していきます。
食あたり・食中毒
フィリピンで最も頻繁に見られる疾患です。主に細菌やウイルスに汚染された飲食物を経口摂取することにより発症します。主な症状は腹痛,嘔吐,下痢ですが,発熱や倦怠感,血便等を伴うこともあります。潜伏期間はまちまちです。人から人へ直接うつることはありませんが,吐物や排泄物を介して感染することがあります。
酸化した油を使った料理やそもそも傷んでる肉をしようした料理等、どこに潜んでいるかわかりません。私は、不定期で丸一日トイレから離れられなくなるくらいの腹痛・吐き気に襲われることがあります。
アメーバ赤痢含むその他の経口感染症
フィリピンでは一年を通じて、腸チフス、赤痢アメーバ、細菌性赤痢をはじめとする重篤な経口感染症のリスクがあるので、生水や氷の飲用を可能な限り避け、食材は十分加熱処理することが求められます。特に雨期にはこれらの水系伝染病の患者は増加する傾向があるので、食生活には一層の注意が必要です。
「汚染された水」がポイントですね。私の同僚は、グロリエッタのフードコートに設置してある水(ウォーターサーバー)を飲み、アメーバ赤痢にかかりました。
マイコプラズマ肺炎
乾いた咳が特徴的な細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱、全身倦怠、頭痛など。咳は初発症状出現後3~5日から始まることが多く、当初は乾性の咳であるが、経過に従い咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続きます。(3~4週間)
フィリピンで激しい咳が続いたら、「マイコプラズマ肺炎」の可能性が高いです。
気管支炎
気管支炎は、名前のとおり気管支に炎症が起こる病気です。主な症状は咳や痰ですが、頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、時には下痢や嘔吐を伴うこともあります。
急性に起きる気管支炎の大半はウイルスやマイコプラズマなどによる感染症です。一方、慢性の気管支炎とは、数週間から数カ月の間咳や痰などの症状が続く場合をいいます。喫煙で慢性気管支炎になる可能性もあります。
※フィリピンでは、タバコが安いので日本でやめていたのにまた吸い始めてしまう人が多いです。
急性期の場合は、咳の強さ、喀痰の量や性状、筋肉痛などの全身状態を総合して、ウイルス以外の病原菌の関与が疑われる状況では、抗菌薬を処方する場合があります。
慢性気道感染症が疑われる場合には、適正な抗生物質を投与します。結核菌や非結核菌性抗酸菌症には、それぞれに応じた抗菌薬を、通常数種類組み合わせて投与します。
マイコプラズマとタバコ・・・気管支炎が上位になるのは納得ですね。
結核
これは、結核菌という細菌が肺に入ることが原因となっています。
初期の症状はカゼと似ていますが、せき、痰(たん)、発熱(微熱)などの症状が長く続くのが特徴です。また、体重が減る、食欲がない、寝汗をかく、などの症状もあります。
さらにひどくなると、だるさや息切れ、血の混じった痰(たん)などが出始め、喀血(血を吐くこと)や呼吸困難で死に至ることもあります。
結核菌が肺に侵入してから2~3カ月症状がないこともしばしば。
では、いつ発症するのか。それは私たちの免疫力が下がった時。
世界保健機関(WHO)はフィリピンを「結核高負担国」に指定しています。フィリピンは結核の「高発生国」で,多剤耐性結核(MDR-TB)も多く認められています。貧困層では充分な治療が行われていないことが多いため,注意が必要です。
デング熱
デングウイルスを有する蚊に刺されることで感染します。潜伏期間は4~7日間で,突然の高熱,頭痛,関節痛,発疹が主症状です。地方都市を中心に毎年流行し,この数年,年間に10~20万人の感染者が報告されています。最も重要な予防策は,肌の露出を避けたり忌避剤を使用するなど,蚊に刺されないようにすることです。
ジカ熱
2016年以降,中南米や東南アジアで流行しているジカウイルス感染症が,フィリピン国内でも報告されています。デング熱と同様に蚊に刺されることによって感染します。症状は比較的軽いことが多いですが,妊婦が感染すると先天奇形などの原因となることが知られており,蚊に刺されないように注意が必要です。
マラリア
マラリア原虫を有する蚊に刺されることで感染します。潜伏期間は2週間程度であることが多く,デング熱と同様に高熱や頭痛,関節痛といった症状が認められます。過去数年間,マニラ首都圏やセブ島での発生例は認められていませんが,地方では感染が確認されていますので,旅行前に流行の有無を確認されることをお勧めします。予防策は蚊に刺されないようにするほか,抗マラリア薬を予防的に服用する方法があります。
いかがでしょうか。初めて聞いた病気や、名前は聞いたことあるけど詳細まで知らなかったという病気もあったのではないでしょうか。
フィリピンで流行っている病気はこれだけではございません。
まだまだ多くの病気が蔓延していますので、以下、参考までに記載します。
駐在員はワクチン接種している方がほとんどだと思いますので、過度に心配する必要はございません。
A型肝炎・B型肝炎
感染者から排泄される糞便で汚染された飲食物(野菜,水,貝類,ミルク等)を経口摂取することによって感染します。発熱,全身倦怠感,食欲不振が主な症状です。ワクチンを接種することにより予防が可能です。
麻疹(はしか)
ウイルス性の全身感染症で,非常に感染力が強く,感染すると肺炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。ワクチンを接種することで予防が可能です。過去に感染の既往がなく,ワクチン2回接種(1歳時および学童期以降)を完了していない方は,感染のリスクがありますのでワクチン接種をお勧めします。
狂犬病
当地では毎年多くの人が狂犬病で亡くなっています。発症後の死亡率はほぼ100%で,そのウイルスは犬のみならずコウモリやネズミなどの野生動物も有するため,動物に噛まれた場合は,早めに医療機関を受診されるようお勧めします。
ウィルス性肝炎などの血液感染症
フィリピンでは、ブラッドバンクによる輸血用血液の確保が不十分であるため、病院毎に献血者を募る場合が多く、病院によって血液をチェックする項目も異なります。すなわち、A型・B型・C型肝炎ウィルス、梅毒、AIDSウィルス、マラリア原虫などきめ細かくチェックしている病院もありますが、チェック不十分なまま血液が供給される病院もあり得るので、フィリピンで輸血を受ける場合は注意が必要です。
HIV感染・エイズ,性感染症
フィリピンでは,HIV感染を含む性感染症が増加傾向にあります。節度ある行動が求められます。
ちなみに、一般の病気と種類が違ったので除外しましたが、こちらも上位に入ります・・・。
マニラでかかりやすい病気:ベスト3にかからないための予防法
第一位:食あたり・食中毒・アメーバ赤痢にならないための予防法
生水や水道水は飲用不可です。もちろん、屋台や路地で販売されている飲食物も衛生上問題があります。食中毒予防のため,食事はホテルあるいは清潔なレストランで,よく加熱調理されたものを食べるようにしてください。
飲料水は、缶かペットボトルを購入するのが安心です。
ちなみに、私はグリーンベルトとBGCのマーケットでよくフルーツジュースを飲んでいますが、一度も当たったことはありません。
第二位:マイコプラズマ肺炎・気管支炎・結核にならないための予防法
咳をしている人に近づかないようにしましょう。ドライバーやメイドさんが咳をしていたら注意です。検査を受けるように伝えてください。
最大の予防策は患者との濃厚な接触を避けることです。感染経路は飛沫感染と接触感染ですので、手洗いやうがいなどの一般的な予防方法の励行が大切です。
また、人からの感染だけではなく首都圏を中心とした大気汚染原因で気管支が弱くなる傾向がありますので、大通りを10分以上歩く場合はマスクをしましょう。また、外出後の手洗いとうがいを励行してください。
第三位:マラリア・ジカ熱・デング熱にならないための予防法
地方へ行く場合や緑の多いところでは,蚊にさされないよう,長袖・長ズボンを着用し,虫除けスプレーを併用してください。雨季の時期は、テラスで食事をしていると蚊が寄ってきます。足首を刺されまくって数日間本当に痒かったです。
フィリピンの蚊は、日本の蚊に比べて痒みが強い&長く続く気がするのは私だけ・・・?
※こちらも気を付けて!熱射病を予防しましょう。
日差しが非常に強く,湿度が高いため,外出する際には日焼け止めを使用し,帽子着用の上,こまめに水分を補給するよう心掛けてください。少しだけでも危ないですよ。急に来ますから、熱射病って。
※こちらも気を付けて!破傷風にならないための予防法
水溜りに足を入れないようにしましょう。足に切り傷があった場合、感染するリスク高いです。
通常は、熱や乾燥に対し高い抵抗性を示す芽胞の形態で世界中の土の中に広く分布しています。日本では、現在でも転倒などの事故や土いじりによる受傷部位からの感染が多いようです。
破傷風菌が傷口から体内に進入し、菌が出す毒素によって全身の筋肉がけいれん・麻痺する病気です。酷くなると死にます。
※こちらも気を付けて!狂犬病に注意!発症したら100%死ぬ
狂犬病予防のため,できるだけ動物には手を出さないよう注意してください。
マニラ市内にいる野犬は、流石にみなさん触らないと思いますが、リゾートに行くと子犬や猫が近寄ってきます。その子らに噛まれて発症し死亡しているケースが多いです。ワクチンを打っていても、死にます。
マニラの病院:病気になった場合のおすすめ医療機関ベスト3
駐在員が信頼して受診することができる病院を3つご紹介します。
フィリピンでは、医療機関受診の際に診療費の前払いや支払能力の提示を求められます。現金・クレジットカード・海外旅行傷害保険証書などを忘れずにご準備下さい。(クレジットカードでの支払いが可能です。)
マニラ日本人会診療所 マカティ市(マニラ首都圏)
- 所在地:23F Trident Tower, 312 Sen. Gil Puyat Ave., Makati City
- 電話:(02)-818-0880 / (02)-819-2762
- ホームページ:http://www.jami.ph/clinic/
- 診療時間:月~金曜日 8時30分~11時,13時30分~16時,土曜日 8時30分~11時00分(日・祭日は休診)
Makati Medical Center(救急外来あり)マカティ市(マニラ首都圏)
- 所在地:2 Amorsolo cor. Dela Rosa St., Makati City
- 電話:(02)-888-8999
- ホームページ:http://www.makatimed.net.ph
St. Luke’s Medical Center Global City タギッグ市(マニラ首都圏)
- 所在地:32nd St., Bonifacio Global City, Taguig City
- 電話:(02)-789-7700
- ホームページ:http://www.stlukes.com.ph
マニラ首都圏やセブには、日本語医療通訳や受診サポートを行う日本人スタッフが常駐している医療機関があります。(後述:ジャパニーズヘルプデスク)安心して病院に行ってください。
マニラの病院と日本、何か違う?
オープンシステム
フィリピンでは日本と異なり、「オープンシステム」という形態がとられています。
日本の大学病院は、医師は大学病院に所属している医師となります。(いわゆる勤務医)
しかし、フィリピンでは、診療を担当する医師の多くは病院組織の外部に位置しています。医師は病院と個人契約を結び、決まった時間のみ診察に当たります。
また、同じ建物内にあっても、各種検査室が異なる階にあったりするため、その病院に通いなれている人でさえ迷ってしまうことがあります。
その上、受診や各種検査では、予約がある場合でも待ち時間が1時間以上は当たり前の状態です。
常に病院に常駐しているわけではありませんので、病気やケガで診察を受けたい場合、事前に担当医の予約を取ることが必要になります。
医師によって、治療方針や診察台が違いますので、口コミで信頼できる医師見つけておくと安心しますね。
入院の際は付き添いが必要
身の回りのお世話をしてくれる人がいることが前提として、色々進んでいきます。
病室には付添人用のベットがあり、例えば水を飲ませたり体を拭いたり・・・看護師は、咲いて元の経過観察と、患者の異変以外では病室に来ません。
ずっと付きっきりという必要はありませんが、もし一人であれば友人に付添人の名前を借りてもいいか確認してみましょう。
といっても、付添人がいなくてもお金を払えばなんでもやってくれるのが私立病院の良いところですので、保険適用にもなることがほとんどですので、あるサービスは遠慮なく頼みましょう。
会計システム
支払い方法も独特で、医師、各種検査室がそれぞれ会計場所を設けており、患者は、医師の診察費用は医師へ直接支払い、各検査費用は、検査内容ごとにそれぞれの専用会計場所で一つ一つ支払います。
各検査は、検査ごとに先に支払いを済ませないと検査を受けることができません。また、入院の場合には、入院前に前払い金を支払わなければ入院手続きもできないシステムになっています。
マニラで病気:実際に体調が悪くなった場合はどうすればいいのか
実際に体調が悪くなったら、本当に不安ですよね。
まずは、緊急事態になる前に病院にかかりましょう。
病院に行かなくちゃいけないのは、分かるけど・・・。
病院のシステムが日本と違うのでスムーズにいかないでしょ?
日常会話ではない、専門的な英語は分からないわ。自分の症状を正確に伝えられるか心配だわ。
そんな不安ありますよね。分かります。ただでさえ具合が悪くて不安なのに、自分の症状を英語で伝えるなんて苦行です。中途半端にしか伝わらなくて、よく分からない薬を処方されるのも恐怖です。
そんな時は、ジャパニーズヘルプデスクを活用しましょう。
※下記、ヘルプデスクのHPから抜粋。
日本人の強い味方!ジャパニーズヘルプデスク
ジャパニーズヘルプデスクでは、「病院がどこにあるかわからない」「病院のシステムが日本と違うのでスムーズにいかない」「外国人の看護師や医師と言葉が通じない」などの不安も、現地でジャパニーズヘルプデスクのスタッフが皆さんのサポートをいたします。
病院での主なサポート内容は、下記をご参照ください。
※全て日本語対応です。
診察予約
ジャパニーズヘルプデスクが設置されているフィリピンの病院では、診察予約を日本語で対応しています。(ご紹介したマカティメディカルとセントルークスはヘルプデスクが設置されています!)
キャッシュレス診療
海外旅行保険やヘルスケアプログラム(株式会社プレステージ・インターナショナル)にご加入いただいている患者様は、病院へ現金をお持ちいただく必要はございません。海外の医療費は高額になる場合もありますが、そんな時でもご安心ください。
(一部キャッシュレス対応が出来ない保険会社もございますので、詳しくは担当スタッフにご相談ください。)
病院内アテンド
規模の大きい総合病院では、診療室が多くありますが、当社の日本人スタッフや各国の現地スタッフにて丁寧にご案内いたします。
医療通訳サポート
「看護師とうまくコミュニケーションが取れない」「医師にどのように症状を説明すればいいかわからない」「どんな薬が処方されているかよくわからなくて不安」そんな不安はジャパニーズヘルプデスクが解決します。弊社デスク設置病院では日本人スタッフ、もしくは現地通訳が常勤しており、簡単な医療通訳などのサポートを行っております。
・・・もう、全部やってくれる。言葉の壁がある外国で、この対応は本当にありがたい。
1回1,500ペソ発生しますが、特別な契約をする必要もなく上記お困りごとに寄り添ってくれますし、大体の質問にはその場で答えてくれます。これでたった1,500ペソ・・・!
受付対応時間は、月曜日から土曜日の 8:30-5:30です。
日祝休みですので、お気を付けください。まだ体力に余裕があるときに、一度かかっておくと安心します。
関連ページ:受診予約システムマカティメディカル +63-2-7618-9802|+63-917-716-9007 (日本人)
セントルークス +63-2-7506-7985|+63-917-592-5732 (日本人)
といっても、急に具合が悪くなる・もう我慢できない!しかも夜中・・・。このケースもあると思います。むしろ、バリバリ働いている駐在員なら、多少の事は我慢してしまい、気がついたらどうにもならなくなってるケースの方が多いのかな、と推測。
もう絶望ですよ。だって頼みの綱のジャパニーズヘルプデスクは、夜間救急の対応は行っていませんもん。
もう自力でなんとかするしかありません!腹をくくりましょう!
私は、下記の流れで病院まで行きました。
そうしたら、誰かしら救急受付まで運んでくれます。
もう、到着して分からなかったらどうしよう・・・なんて考えなくてOKです。誰かに聞けばなんとかなります。
とりあえず問診票が書けるのであれば、書きましょう。
書けないようであれば、息も絶え絶え泣きながら受付に訴えましょう。その際、日本語を話せる人がいるのか聞いてみるのも手ですね。
私は、余裕がなかったので問診票には名前と連絡先、症状のみ記載し受付に提出しましたが大丈夫でした。
マニラの病院:救急車は呼ばない
上の記事を見たときに、「緊急であれば、救急車を呼んだらいいんじゃないの?」と思う方がいらっしゃるかも知れません。結論、自分で行った方が良いです。
理由は道路の渋滞。真夜中であれば、まだマシかも知れませんが、到着までに時間がかります。その上、救急車は有料です。
万が一の事故に備えて、このブログを読んだらすぐに、海外旅行保険証書のコピーや緊急連絡先(職場や上司の連絡先)を準備しておきましょう。
日ごろから心の準備をしておけば、いざというときに心のゆとりになります。
マニラの病院は安心:念のため自分の処方箋を持っていこう
病院を受診しなければいけないレベルまで体調が悪くならないのが一番ですよね。
日本にいた時と同様の体調不良であれば、常備薬で様子を見るのが良いかも知れません。
なお、大量に持ち込みをしようとすると、あらぬ疑いをかけられる可能性もありますので気を付けましょう。(と、言いつつ私は合計300錠以上の薬を持ち込みました)
海外に持っていく薬で、多いのはこの種類です。
解熱鎮痛剤
虫刺され薬
ビタミン剤
下痢止め
酔い止め
風邪薬
咳止め
胃腸薬
整腸薬
マスク
消毒薬
マニラでも購入できますが、最初の数ヶ月は日本から持ってきた方が安心です。
※フィリピンでは、処方箋が必要な薬も普通に薬局で購入することができますが、知識がない場合はむやみやたらに現地の薬に手を出すのは控えましょう。
マニラで体調が悪くなったら:ストレス編
病気は防げる。でも、メンタルの疲れはなかなか気がつかないうちに蓄積されていることがある。
海外で住むって、並大抵のことじゃないんです。海外駐在で、メンタルに疲れが出たときに、セルフケアをしましょう。
私は、一時期メンタルを崩しそうになりました。その体験から学んだことをシェアさせていただきます。
マニラの病院:まとめ
日本と同じ医療レベルの病院がフィリピンにある!安心!
しかし、日本と比較してかかりやすい病気が多いのも事実です。
あなたの周りに、実際に病院に行ったことがある人が必ずいます。いろいろ話を聞いてみましょう。
情報をたくさん仕入れておくと、いざというときに心のゆとりが生まれます。
病気に罹らないよう、特に最初の頃は疲れやストレスが溜まったら、すぐ休息する習慣をつけ、マニラ駐在を満喫しましょう!!
おわりっ!!
記事参考