- お金があれば、もっと幸せになれる。
- 私はなんでこんなにお金がないんだろう。
- どうやったらもっとお金が手に入るかな。
- 今の生活には不便していないけど、やっぱりもっとお金が欲しい。
「お金があれば、本当に幸せになれるのか」を考えていきましょう。
本記事を読むことにより、こういったことが分かるようになります。
- お金をたくさん持っているということが幸せに直結するのか。
- これからの時代の、お金に対する価値観がどうなるのか。
- それに対し、私たちはどう変化していくべきなのか。
この記事を最後まで読むと、お金に対する漠然とした不安の正体が分かり、それを解消するためにはどうしたらいいのかを知ることができます。
是非、最後までお読みください。
後悔しない生き方:お金に対する執着心を手放すための武器が私たちにはある
独身の方の最大の強みは、絶対的な自由です。
そのため、既婚者に比べて自分自身のために使えるお金と時間の確保が出来る。
そのため、自分の人生について考え、意の向くまま行動することが出来ます。
今、あなたにお金がなくても困る人はいません。
今、動きましょう。
既婚者の方の強みは、より洗練された選択肢を見つけることができる可能性が高いということです。
お金に関する話題は、家族全員が共通認識てあることが望ましいです。
そのため、これから記載する記事の内容を自分で反芻し、理解してから大切な人を納得・説得させる必要があります。
今回は「お金に対する価値観について」深掘りしていきます。
あなたの今の思考と乖離してくる箇所が出てきます。
納得できない部分は、是非何度も読み返し自分の心の中で反芻してください。
あなたの人生をより良くするヒントが、散りばめられてます。
それでは、いきましょう!
後悔しない生き方:お金が私たちに及ぼす影響
お金に対して、
- とりあえずお金に困ってないけど、もっとお金が欲しい人
- お金に困ってて今すぐにでもお金が欲しい人。
- 有り余るお金がある人
ざっくり分けてこの3つに分類されると思います。
あなたは、もっとお金が欲しいですか?
いやいや、欲しいよ。
お金に困ってないとしても無いよりあった方が良いでしょ。
確かにそうです。
しかし、「お金だけ」あれば満足ですか?
今までプライベートをある程度犠牲にしながら
あなた、独身だし既婚者に比べて残業や休日出勤できるでしょ?
と思われ(言われ)、「確かに」と納得しバリバリ働いて、これからも働き続ける。
ずっとその生活をしていきますか?
もちろん、
私は死ぬまで向上し続けたい!
会社という組織の中で、価値のある人間でい続けたい。
だから、プライベートも犠牲にしてこれからも働くんだ!
という人もいるでしょう。
その考えや働き方がプライベートを犠牲にしているかどうかは、本人にしか分かりません。
自分自身の成長につながっていると思えば、犠牲ではないですからね。
20代、仕事に全てを費やした私がそうでしたし、その時の努力は今に繋がっているなと思っています。
しかし、ミドルサーティーになった今、駐在生活を体験し私の人生の価値観が大きく変わりました。
「お金がたくさんあれば幸せになれる。」という考えは今はもう時代遅れだ。
そう思うようになりました。
これから、私が考える新しい価値観について話していきます。
そして、最後に、これからの時代に一体どんなアクションをとっていくべきなのかその具体的な話まで落とし込んでいきます。
仕事の生産性を上げるよりももっと大事な話をします。
お金に執着すると、人生不幸になる理由
あなたにシンプルな質問です。
お金持ちは全員幸せでしょうか?
こう質問すると、「お金持ってるに越したことないでしょ」と言う人がいたり「お金なんてなくても幸せに生きていける」と言う人もいます。
結局、論点は「人の幸せとは一体何なのか」ということです。
私は、これを「執着の度合いで幸せ度が変化する」と考えています。
例えば、こういったことが執着として上げられます。
- 自分はあの人より劣っている。
- あの人のような高級車が欲しい・あんな恋人が欲しい。
こういった執着が少ないと、心晴れやかに幸せに生きられます。
しかし、難しいところはその執着というのは人が生きるためには必要な本能だということ。
執着があるからこそ、目標達成のために頑張ろう・自分の価値を上げていこうと、より行動しようと考えることができます。
人が生物として生きていくということと、個人が執着をなくして幸せに生きていく、このベクトルは必ずしも同じ方向を向いていないということです。
今、この世の中で1番執着を最も増幅させているのは何でしょうか。
これは間違いなくお金です。
もちろん、お金が悪いわけではありません。
お金があるからこそ、いろんなものを共通の尺度で図ってやり取りすることが出来る。
間違いなくお金がなかったら世の中はここまで発展しなかったと思います。
しかし、このお金という道具は副作用のある劇薬でもありました。
あらゆるものがお金という共通の尺度で図られるようになってしまったせいで、人々がより他人と比較するようになってしまいました。
例えば、
どうしてもお金の少ない多いで比べてしまいますよね。
よく他人と比べるなと言いますが、お金で尺度が世の中を支配する限り0にするのは無理です。
普通に生活していれば、どうやったって人と比べてしまいます。
お金の登場によって、人を不幸にする執着が降り注ぎやすくなりました。
しかし、お金と幸福度は必ずしも一致しません。
お金と幸福の関係について
ここで、お金と幸福の関係について、世界の幸福度ランキングで一位になったことのある北欧とフィジーはどうなっているでしょうか。
どちらにも共通して言えるのは「人と人を比べる執着が生まれにくい環境にある」ということです。
北欧は自主性を尊重する教育福利厚生が手厚く、労働時間が短くて家族と時間を過ごしやすいです。
フィジーは日本のような競争社会の側面がすごく弱くて、地域や家族をすごく大事にします。
旅人も大事にしてくれるそうです。
将来よりも「今の時間を大事にする」。
いわゆる資本主義社会的なお金の執着を感じにくそうな環境です。
お金では図れない価値とは何か
前述しましたが、お金は確かに人々の生活を豊かにしました。
ただ一方で無尽蔵に他人と比べてしまうという執着を生み出す副作用も孕んでいました。
そして、お金は本当に価値あるものを図れません。
人生で本当に大切なこと。
人が人を思う気持ち・思いやり・愛情・信頼・絆、こういったものはお金には反映されません。
ですが、貨幣経済であるこの世の中は、お金が誰にとっても共通の価値を測る定規として回っています。
みんな同じ尺度で何かを判断できるため、分かりやすい。
その結果、全てがお金で価値を図れるという勘違いを世の中に広めてしまっているんだということです。
しかし、お金が完全な悪と言っているわけではありません。
良いところと悪いところがあるよということを、もっと明確に皆さんに知って欲しいです。
給料を上げるために、毎日仕事を頑張っている、あなたに今知って欲しい。
後悔しない生き方:これからのお金・人生の価値観
お金と人生の価値観がものすごいスピードで変化している
なぜ私が「お金がたくさんあれば幸せになれる。」という考えは今はもう時代遅れだと考えるのでしょうか。
これからの時代は
お金をたくさん稼いで、それで何なの・・・?
と考える人が増えるからです。
そのため、相対的にお金を稼ぐということの価値が下がっていきます。
世界中の貧困の差は、20年前と比べて約半分になっています。
これからますます豊かになって、自己実現を追求する人が増える。
特に日本では、世界的にみても貧困で餓死する人がほとんどいません。
困難な状況に陥ったとしても、国の制度を活用すれば生きていけるということです。
恵まれた環境下で産まれ、私たちは生活しています。
相対的にお金を稼ぐということの価値が下がっていくと、皆、自分の創意工夫で世の中に価値を出そうとします。
その中で、もちろんお金を稼ごうとするともいると思います。
でもそのお金を稼ぐ人の中に
やっぱりお金じゃないよね
と言って自己実現を追求していく人も増えるはずです。
もちろん、お金をたくさん稼ぐ人もいるけど、
楽しく自己実現のために生きていこう。
別にそこそこ稼いでいれば後はいかに楽しく過ごすのかを考えたい!
と考える人が増えていきます。
これからの時代、私たちとは全く違う価値観を行った子供が生まれてきます。
自分の親が、お金がなくて困っているところを見ていないので、大きくなってもガツガツお金を稼ぐことをしない割合が増えます。
良くも悪くもハングリー精神がありません。
これから生まれる子供たちの多くは、「成り上がってそれ何なの?お金稼いで、それで?」という風になります。
お金稼ぐよりも、
もっと楽しいことやろうよ!
となります。
Z世代と呼ばれる世代です。
もっとガツガツ働け!と言われてもZ世代は「それで何になるの?」という価値観だからです。
これが、徐々にスタンダードになってきます。
お金のために0からシステムを作り出すのは難しい
お金を稼ぐ価値が下がる理由は、表面化している問題はすでに解決できる仕組みが確立されているということです。
お金に化ける商売が既に飽和的である、ということです。
例えば、送りたい荷物があるけど、自分で送ることができなかった時代、自分の代わりに荷物を運んでくれる配達事業を始めれば儲かりました。
みんなが困っていることを探して、それを解消する方法を打ち出せば簡単に儲けることができたのです。
しかし、今起きている現象としては世の中で顕在化している解決すべき問題点は、既に解消されているということ。
私が気づいてないだけで解決すべき問題点はまだたくさんあると思います。
しかし、テクノロジーの発達によって顕在化している問題ははかなり減ってきたと思います。
仮に問題を見つけたとしても、情報の流通速度が上がってるので、誰かが何か起こしてすぐいろんな人たちが真似をして解決してくれます。
ググれば解決する問題の方が圧倒的に多い!
0から作る。
この飽和状態からそれを実行するのが、いかに難しいか想像は容易です。
後悔しない生き方:お金に対する執着を手放した後の、これからの人生に必要な価値観
幸せに生きるために、お金を稼ぐことが唯一無二の価値観じゃなくなった世界で起きること。
それは自己実現の仕方がわからない、とゴールなく彷徨う人々が現れます。
別にお金が欲しいわけじゃないけど、かといって自分が何がやりたいかわからないという状態です。
自分が熱中・没頭してやりたいことがない。
毎日なんとなく過ごしている。あなたの周りにそういう人は多いのではないでしょうか。
もしかしたら、あなた自身がそうなのかも知れません。
自分が熱中・没頭してやりたいことを探す方法・探す意味を知ることができます。
さらに、執着を分散させることがいかに大切なのか・その実践方法を知ることができます。
後悔しない生き方:お金に対する執着を手放して人生の価値観をアップデートする
それでも執着を捨てられなかったら
「お金がたくさんあれば幸せになれる。」という考えは今はもう時代遅れという話をしてきました。
もう何度もお伝えしているのでくどいかもしれませんが、お金をたくさん持っていることやお金稼ぎが悪いというわけではありません。
お金をたくさん持っているということだけが価値じゃない。ということを伝えたいです。
そして、近い将来必ずそれがスタンダードになる。
しかし、貨幣経済・資本主義社会の構造は緩やかに変わりつつありますが、まだまだは時間がかかります。
そうなるとやっぱりお金がある方が良いでしょ?ってなります。
現状で、
あの人よりお金をバリバリ稼ぐんだ!自分で稼ぎたい!
と劣等感を感じている人もいると思います。
それならば、トコトンやってみてください。
本気でやってみないと分からない世界がある。
一度到達してから考えるのも大いに結構です。
しかし、上には上がいるということを忘れないでください、執着は無限です。
お金を稼いでも稼いでも、常に上がいて、結局は完全な満足はできません。
「お金を稼ぐことを目的に、お金を稼ぐ」という背後に潜むリスクを忘れないでください。
人生で大切なものをアップデートする
私は、人生で何よりも大切なのは「今、この瞬間を幸せに生きることだ」と思っています。
極貧生活はしたくないので、ある程度のお給料をもらえるのであれば、あとは自分の興味のあること・やりたいことをやろうと思っています。
もうプライベートを犠牲にしてまで働かないと決めました。
楽して働いてお金もらいたいのではありません。
もちろん、仕事はちゃんとやります。プロですから。
でも、昔のように自分のプライドのためや上司や部下からの期待に応え続ける生活はしません。
その時はそれが全てでした。
今は違います。
満足度が高かったのか低かったのかは分かりませんが、それはそれで幸せを感じていました。
後悔はしていませんが、私はその価値観をより良いものへアップデートし、行動し続けようと思います。
三十を過ぎて、やっと得られた確信できる人生のアクションプランです。
最後に、私が「これから価値観をアップデートするあなたへ」お勧めの本を紹介します。
「反応しない練習」
自分に関係がないことにいちいちイライラしてました。そのイライラから私を解放してくれた一冊。
感情を無理に押し殺す・捨てるというわけではありません。
論理的に、知らず知らずにかかっていたストレスを論理的に解消する方法が、とても丁寧に様々な角度から解説されています。
仕事でイライラすることが多い人は、必読。
「サーチインサイドユアセルフ」
幸せに生きるとは何なのかということを学べると思います。
結果、お金では本当の価値がわからないことです。
では、何を持って幸せとなるのか。
この二冊は、あなたの背中をぽんっと押してくれるでしょう。
これからする行動とは
これからの時代を幸せに生きるアクションプランは「嫌じゃないことで自分ではやらないことを何でもやってみる」ことです。
自分が好きなこと・興味のあることがあれば、すぐ行動をしてください。
行動しない・できない理由が「お金」であれば、そんな理由はシカトしましょう。
もう、やる一択。
もちろん、その金額を支払う必要があるのか。
無料でお試し体験できないのかをまず模索してください。
やりたいな、という段階よりも実際に実行するぞ!となってから調べる方が、有意義な情報を収集できます。
いろいろ調べた結果、やらないという決断をするのではなく、もうやってみてください。
やらない・できない理由を作るために調べるのではなく、「どうすればできるのか」を考えながら情報収集を行うのです。
そして、少しでもいいので、体験してからやめましょう。
行動すればするほど、価値観がアップデートされ自分にとって本当に大切なもの・必要なものが見えてきます。
長文となりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
モヤモヤしているあなたに、少しでもこの記事がお役に立てたら幸いです。
「執着」についてより詳しく解説した記事も併せてお読みください。
おわりっ!!