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マラパスクアでダイビング:おすすめする6つの理由と注意点4つ

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  • ダイビング天国のフィリピンでダイビングをしたい!
  • マラパスクアって、何が見れるの?
  • 一人でも楽しめる?
  • フィリピンダイビング初心者でも分かるように教えて欲しい!

 

その疑問、全て解決します。

✔️本記事の内容

マラパスクアってどんなところ?
マラパスクアでダイビングを検討している方向けの情報丸ごとお伝えします。
マラパスクアでダイビングをしに行くぞ!と決めた方への具体的な情報をお伝えします。
まとめ:マラパスクアでダイビング:おすすめする6つの理由と注意点4つ

 

 

結論:マラパスクアは最高です。

 

いやいや、何度も行っているそらさんにとっては、そりゃ最高だろうね。
もうちょっとプレゼンしてくれない?

 

はい、了解しました!

できるだけ客観的にマラパスクアをご紹介していきますので、この記事を読んで行くか行かないか決めてください!

マラパスクアの魅力に取り憑かれ何度もリピートしている私が、じっくり解説していきます!

 

それでは、いきましょう!

 

マラパスクアとは?

場所

マラパスクアは、セブの北海岸にある島で、世界的に有名なダイビングサイトの1つです。

美しいサンゴ礁と多種多様な海洋生物を楽しむことが出来るのはもちろんのこと、一年中存在するニタリザメ(オナガザメ属)と一緒にダイビングすることができます。

 

その遭遇率は、まさかの80パーセント以上!

 

また、ダイビングをしない人にとっても美しいビーチが目の前に広がり、アイランドホッピングやシュノーケリングを十分に楽しむことができます。

旅行客は欧米人が多く、とても過ごしやすい。

リッチなホテル・お手頃価格のゲストハウス等、狭いエリアにたくさんの選択肢があります。

 

大物のサメ:ニタリに会える

マラパスクアの一押し海洋生物は、ニタリザメです。

ダイバーは、ニタリザメに会うためにマラパスクアに行くと言っても過言ではありません。

下の写真でも分かる通り、ニタリザメの特徴は全長の半分を占める長い尾鰭です。

どうやっても他のサメと見間違えることはない、特徴的&神秘的なサメです。
最大全長は3m〜7mです。

胴体とほぼ同じ長さかそれ以上になる尾を使い、マグロやカジキ、サバなどを切り裂いたり気絶させ、捕食します。

人に対して攻撃的ではありませんのでご安心ください。

むしろ海中では警戒心が強く、近寄ることさえ難しいのですが、マラパスクアはニタリザメのクリーニングステーション(古い皮膚や体の表面についた寄生虫を掃除してくれる魚がたくさんいる場所)があるため、自然と集まってきます。

 

私は5−6回ダイビングに行っていますが、全て会うことができています。
私の中では遭遇率100パーセント!!

 

そのほかにも、迫力満点のネムリブカにも会うことができます。

サメ、カッコ良くて好きです。

↓上がニタリザメ 下がネムリブカです。

全てのバランスが最高

マラパスクアは小さい島です。全長2.5kmしかありません。

欧米人が多く、彼らが好きそうなレストランやビーチ作りとなっているので、お洒落。

フィリピンに有りがちなぼったくり・ストリートチルドレン・ヤバそうな野犬・セクシーなおねーちゃんは、ビーチにはいないので、過ごしやすいです。

(街の中心地に行けば、そういうお店もあります)

そして、リゾートにありがちな、価格が高いということもありません。

ダイビング・ホテル・レストラン等、ほとんどが良心的な価格設定で、安心して滞在することができます。

 

島の雰囲気・価格・ホテル・レストランの全てのバランスが良いのが、ここマラパスクアなのです。

マラパスクアでダイビングを検討している方向けの情報丸ごとお伝えします

ダイビングポイントの特徴

ニタリザメやネムリブカ以外にも、たくさんの海洋生物を見ることができます。

マラパスクアは、ダイビングサイトが豊富です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニタリザメにことができるのは、モナドショール。(ボートで30分。水深15-30m)
ネムリブカに会えるのは、ガトーアイランド。(ボートで1時間。水深15-25m)
沈没船を見たいなら、ジャパニーズレック。(ボートで10分。水深5m)
砂地のハゼを探したいないら、エボリューション。(ボートで5分。水深10-18m)

エボリューション


ガトーアイランド


モナドショール

 

 

 

 

ポイント豊富なので、ショップに見たい生物とダイビングスキルを伝えれば、要望に沿ったダイビングプランを作成をしてくれます。

ダイビング初心者/中・上級者
リラックスダイビング/チャレンジダイビング
早朝ダイビング/ナイトダイブ
大人数/少人数/1人

すべての方にマッチするようなダイビングサイトが、マラパスクアにはあります。

 

リゾートの特徴

マラパスクアのビーチ沿いをリゾートと称していますが、リゾートは、観光客向けに作られており過ごしやすいです。

ビーチ沿いにレストランとホテルがあり、マリンアクティビティーをする人たちにとってとても利便性が高いです。

ゴミも落ちていません。白い砂浜が目の前に広がっています。

ビーチ沿いにはおしゃれなレストランが多く、料理の種類が豊富です。

イタリア料理が多く、フィリピンレストランの方が少ない印象でした。

おしゃれに盛り付けされており、フィリピン料理でさえもおしゃれに美味しく感じてしまいます。

癒される犬や猫もいます。(野犬ではありません)

左上のビーグル犬は今回お世話になったショップの方が飼っている犬です。

特に絡んでくるわけでもなく、害はありません。ただ寝ているだけの姿を見るだけで癒されました。

犬や猫が腹を出して寝ている姿を見れば、この島の治安が良いのが分かります。

行き方

日本からフィリピンのセブ・マクタン国際空港まで飛行機で移動し、セブ空港から車で3〜4時間+ボート(マヤポート)で30分の長旅です。

ボート乗り場までの行き方は、公共交通機関(バス)に乗るかホテルにピックアップを依頼するかのどちらかです。

公共交通機関を使用していくのが一番安いですが、私はホテルに車+ボートを依頼をするパターンを強く強く強くお勧めします。

特に、フィリピンはじめての方はバス移動はリスクが伴います。

バスの運賃は200〜400ペソ、車+ボートを依頼した場合は1台3000〜4000ペソほどです。
(200ペソは約450円、3000ペソは約7000円弱。)

 

えっ!10梅も料金差があるの!?

 

驚くのも無理はないと思いますが、車+ボートを依頼する方が圧倒的メリットがあります。

 

 

 

バスを使用することによる1番のデメリットは、ホテル到着の時間が読めないことです。

バスは1時間毎のスケジュールで運行していますが、時間通りには運行しません。
定刻になっても、座席が埋まっていないと出発しません。
途中2度ほどトイレ休憩があるので、4時間でマヤポートには着きません。
バスは、エアコン付きとエアコンがない2種類があります。
間違えてエアコンがないバスに乗ってしまってたらマヤポートに着く前に干からびて死んでしまいます。
また大きなスーツケースなどの場合は別途バック代が必要な場合があります。
(ぼったくりポイント)

マヤポートからマラパスクア間のボートも同様です。

座席が埋まらないと出発しません。灼熱の中、ただ待ち続けます。
荷物を運んでもらうと高額のチップを要求されます。(ぼったくりポイント)
マヤポートの行き先は様々あり、違う行先のボートに乗ってしまったら最悪・・・。
マヤポートからホテルまで、道に迷う可能性が高いです。荷物持って砂地歩くのきつい。

 

送迎ありの場合、セブ空港からマラパスクアのホテルまでは5時間あれば良いでしょう。
しかし、バスで行く場合は下手したら7時間以上かかると思って移動してください。

 

私がいつも7時にセブ空港からピックアップしてもらい、マラパスクア到着は12時くらいです。
お昼ご飯を食べて、午後に一本チェックダイブをしてもらい(大体エボリューション)翌日の早朝の二タリザメダイビングに備え早めに就寝します。

マラパスクワに2週間滞在することができれば、移動にコストをかけないのも手だと思いますが、初めての方&4日滞在の方は、是非送迎を依頼してください。

 

1台3000ペソかかるといっても、3人で行けば1人1000ペソだよね。
日本円で2500円弱だから、リスクヘッジのために最初は送迎依頼をしましょう。

 

セブ空港から車で乗り、途中トイレ休憩&パン屋さんにより朝食をゲットします。

このパン、8ペソです。普通においしいです。

トイレ休憩の後は、マヤポートまでトイレがありません。
必ず行っておきましょう。

マヤポートの雰囲気は、こんな感じです。

※送迎ありの場合は、全て案内があります。管理事務所でボート代を支払う必要はありません。

マラパスクアでダイビングをしに行くぞ!と決めた方への具体的な情報

おすすめのシーズン

どの時期に行っても、ニタリザメに会うことができます。

マラパスクアは気候が安定している島なので、雨季であってもダイビングができないということはありませんが、ベストシーズンはフィリピンの乾季である10月から4月までの間です。

大型スコールが来る可能性が低く、朝焼け・夕焼け・星空を満喫することができます。

水温は、早朝6時台、深度30mの地点でも27度ととても潜りやすい気温です。

宿泊日数目安

何日滞在するのか=何回ニタリザメにアタックするのか、です。

ダイビングをしてから飛行機に乗るまでの間、最低18時間(推奨24時間)の間隔を開ける必要があります。(減圧症予防対策)

そのため、最終日は早朝ニタリダイビングはできないと思ってください。

そして、ニタリザメアタックを1回だけだと心許ないです。最低2回欲しいです。

そのため、最低三泊四日必要です。

初日:セブ空港到着〜ホテルまで移動。チェックダイブ1本。

二日目・三日目:午前中ニタリザメアタック。午後はガトーアイランド等。

四日目:帰路。(ホテルチェックアウト10時、セブ空港到着15時、飛行機17時。)

こんな感じでいかがでしょうか。

三泊四日じゃ、駆け足だなーと思いつつ、それでも十分マラパスクアの良さを味わうことが可能です。

 

ニタリザメの不思議なところは、会えば会うほど好きになるということです。

 

一日目よりも二日目、二日目よりも三日目の方が熱が高まっています。

そのため、マラパスクア滞在中は「早朝ニタリザメダイビング」を毎回トライして欲しいです。

ちなみに、一日のスケジュールはこんな感じです。(ダイビングショップブルーヘブンより)

 

ホテルの調べ方

ダイビングショップを事前に予約をする必要があるかどうかですが、時間の無駄なくダイビングを楽しみたいのであれば事前に予約をしてください。

特に、寒気のシーズンでは飛び込みで行ったはいいものの予約をすることができない可能性があります。悲劇です。

飛び込みで行って安くなるわけでもありません。事前に調べて予約をしましょう。

そして、ホテルは、ビーチ沿いのホテルを予約しましょう。

以前、ビーチ寄りではなく少し奥まったにホテルを予約しました。
そのホテル自体は申し分なかったのですが、ホテルからビーチまで3〜 4分歩くその距離が毎度苦痛でした。

 

「ちょっとシャワーを浴びに部屋に戻る、忘れ物をしたから取りに戻る」ということがとてつもなくめんどくさかったです。

また、外灯なんてものはビーチ沿いにしかありませんので、夕食後にホテルに戻るとき真っ暗で携帯のライトを足元に当てながら歩いた記憶があります。

 

ダイビングショップの調べ方

ダイビングショップは、とてもたくさんあります。
ビーチサイドにある建物のほとんどがダイビングショップと言っても過言ではありません。

英語のコミニケーションに問題がない場合は、選択肢がとても増えますが日本語でのコミニケーションを求める場合は日本人が駐在しているタイプのショップがお勧めです。

私は、BLUE HEAVENというダイビングショップを利用しましたが、もう満点です

やっと、信頼できるダイビングショップを見つけることができました。

 

このショップをおすすめする理由はたくさんありますが、その中でも下記7つです。

1 ダイビングショップ併設のホテルがあるので、手続きが楽。(会計を一括にできる)
2 ダイビング+ホテルのパッケージ予約が激安。それでいて質がいい。
3 ホテルは清潔感があり、日本人を意識したおもてなし。
4 ダイビングショップと提携してるレストランが美味しい。
5 日本人駐在スタッフが親切&海の知識豊富。
ハズレのないレストラン連れて行ってくれる。
6 ガイドをしてくれるフィリピン人(ジェームス)も親切で、日本語少し話せる。
7 安全第一。無茶はしない。

 

「この値段で、このホテル&ダイビングパッケージでいいの!?」と正直思ってしまいました。

安すぎるので、全く期待していなかったのですが、最高。

朝食・昼食付きで6ダイブ付き2名1室利用 一人様 19,600PHP<日本円で約45,000円>

 

・・・ほんと、安すぎない??

 

ダイビングに関しては、別途レンタル代と遠征費がかかるものの、ボート代金も含まれているので参加者一人であっても追加料金なしでボートを出してくれました。

※レンタル代と遠征費は他店と比べても高くありません。

部屋はきれいです。フィリピンでこのクオリティーはレアです。

部屋の様子

ショップは、ビーチ沿いにあり清潔感があります。

ダイビングショップの様子

もう浮気しません。次回も必ずここを予約します。

※年末年始の予約は混雑必須です。

※いくつか提携ホテルがあります。
そのため、予約をする際はビーチ&ショップに一番近いホテルを予約したいとリクエストしましょう。

ニタリザメ狙いで行くなら「ナイトロックス(エンリッチドエアー)」で挑みましょう!!
ニタリザメポイントは、水深15m-ですので、オープンウォーター&普通のエアーでも楽しむことができますが、海の中での待機時間を1分でも長くしニタリサメと長い時間いるためにはナイトロックスがある方が絶対にいい!
ショップですぐ取得できますので、万全の態勢で挑みましょう。
※ナイトロックスとは、通常のエアーに比べて酸素量が多く配合されたタンクを使用し「反復ダイビング時の減圧症を予防し」「安全に」「長い時間」ダイビングをすることができる画期的なエアーです。

レストラン情報

私たちは、ダイビングショップのスタッフである八木さんにAngelina Beach Pizzeria Ristoranteに連れて行ってもらいました。

フィリピンには珍しいおいしいイタリア料理を堪能することができました。次回、絶対また行く。

kokays Maldito Beach Resortのレストランも、おいしかったです。何より、雰囲気がいい。

 

 

お店の名前が不明ですが、ダイビングショップを右手に見て進んでいくと(ポートと反対側)おいしいピザと海鮮を提供してくれるレストランがあり、安くて美味しかったです。

 

 

ここもリピート予定です。

Ging Ging’s Restaurant(フィリピン料理)にも行きました。大人気とのことでしたが、リピートなしです。野犬とハエが半端なかったです。そして、とびきり美味しいかと言われると、どうかな。

 

おいしいレストランは八木さんに聞くのがハズレないですよ。

 

と言うのも、コロナの営業で観光客が激減し閉店したお店もあるかもしれません。(2020年6月現在)

海は変わっていませんが(むしろ人間がいないので、ニタリザメ祭りになっているそうです。うらやましい!!)お店の情報が不明確です。

ビーチ沿いを歩いても15分くらいなので、良さげなお店に入るのも手ですよ!

両替ポイント

島での両替は困難です。セブ空港で済ませておきましょう。

途中のトイレ休憩の際に、小銭が必要になりますのでコンピに寄って崩しておきましょう。

マラパスクアでは、ほとんどの店でクレジットカードでの支払いが可能ですがクレジットカード利用手数料を取られます。

しかし、多く両替しすぎてフィリピンペソから日本円に再度両替するのも損ですよね。

 

フィリピンペソが余ってしまったら、またフィリピンに来てください。
そして、またダイビンクしましょう。

 

他の島との比較(独断)

他の島との比較をしてみました。

 

独断と偏見の塊の感想です。

 

  • フィリピンで大物が見たいのであれば、秘境アポリーフトゥバハタリーフも有名です。
    ただ、この2箇所はマラパスクアより行くのが大変&合宿並みの熱量が必要です。
    ビーチサイドでまったり・・・はありません。ずっと船の上でガンガン潜っていきます。
  • ジュゴンを見たいのであればコロン島ですが、見れる確率は高くないので4日間では足りません。
  • ジンベエザメであれば、餌付けされた個体がセブ島の南東(マラパスクアと反対方面)のオスロブで見ることが可能です。
  • オスロブから近いドゥマゲッティも、欧米人の間では有名なダイビングスポットです。
  • マニラから陸路で行けるアニラオというマクロダイバー必須のサイトも、気軽に行けます。
  • そのアニラオからもう少し行くと、プエルトガレラという透明度抜群のダイビングスポットもあります。

 

フィリピンは、まだまだ超有名なダイビングサイトがたくさんあります。

しかし、

  • ゆったり、きれいなビーチサイドでおいしい食事を楽しむ。
  • それでいてリーズナブルな価格。

この2つを叶えるダイビングサイトは今のところマラパスクア以外ありません。

 

まとめ:マラパスクアでダイビング:私がおすすめする6つの理由と注意点4つ

どうですか?マラパスクアに行きたくなってきましたか!?

 

私も一緒に行きたいので、声かけてください!
何度でも行きたい!

 

 

改めて、マラパスクアをおすすめする理由と注意点をおさらいします。

おすすめする理由

誰でもダイビングを楽しむことができる。
ニタリザメに高確率で会える。
リゾートの雰囲気最高。
物価が高くない。
料理がおいしい。
平和。

 

注意点

送迎必須。
三泊四日が最低日数。
ホテル事前予約必須。(ホテルはビーチ沿いを指定)
ナイトロックスがあればさらに楽し無ことができる。

 

ダイバーの皆さん、マラパスクアに行ってニタリザメに会いに行き、優雅にビーチで静かな時間を過ごしましょう!!

 

おわりっ!

 

 

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