長時間のフライトを経験したことないから、なんだか不安だなぁ。
長時間フライト中はメイク落とす人が多いよね?
もし、フルメイクした状態で乗り続けたらお肌ってどうなっちゃうの?
搭乗中でも、可愛くいたいんだけどなぁ・・・何か良いアイデアある?
こういった疑問にお答えしていきます。
この記事をご覧になっているあなた。少なからず長時間飛行機に乗ることに不安を感じているのだと思います。長時間フライトでなくても、長時間のお化粧しっぱなしに伴うメイク崩れに悩んでいる人が多いと思います。
いろいろ調べたけど、結局のところどうなの?って感じですよね。旅行だって、肌の調子が良かったら無敵なのに・・・そんな不安を解消します。
私は、現在マニラに駐在しております。
職場環境は良好で、日本にいるときより休暇が取りやすいので旅行に行きまくってます。
しかし、自律神経がちょっとアレで、「逃げることができない場所」に「長時間滞在する」のが苦痛です。心臓がバクバクして呼吸がしにくくなります。最近は、薬を飲んでも治らない頭痛に悩まされています。飛行機は、フィリピン⇄日本の4時間強が限度。そんな私が、憧れの地ニューヨークに行くために初めて長時間(16時間)フライトでを体験。バッチリ対策したおかげで長時間フライトは大成功に終わり、その後何度も長時間フライトを体験し、対策にさらにリバイスをかけました。
これから長時間フライトに挑もうとしている方の、情報収集のお力添えが出来れば良いなと思っています。
本記事では、①長時間のフライトで肌がどういう状態になるのか②メイクをいつオフするのか③オフした後のケアはどうするのか④到着時、メイクはいつするのか⑤どうメイクをするのか等、ステキ女子お悩みに全てお答えしていきます。
それでは、いきましょう!
長時間フライト前後のお化粧問題:長時間フライトで、肌とメイクがどうなるか。
美肌に良いとされる湿度は60~65%程度と言われていますが、機内の湿度は20%以下です。
機内泊を要する長時間フライトになると、さらに下がり10%以下になることもあります。砂漠の湿度は20%程度と言われているので、機内は砂漠以上に乾燥しているということになります。
カッピカピになりますよ、肌。砂漠ですもん。
口周りは飲食に伴い、どうしても動かしますよね。ファンデーションがシワに入り込んでひび割れ状態に。口紅は乾燥し、剥がれ落ちる。乾燥によりだんだん肌が痒くなってきて、粉が吹き出る。
マスカラなんてしていった日には、目の周りはパンダとなり、黒い粉が顔につき、寝起きは目ヤニで目が開かなくなる。
もう、女子的悲劇・・・
結果:メイクをしたまま、長時間フライトは無謀。
長時間フライト前後のお化粧問題:メイクをいつ落とすか。
メイクをいつ落とすか問題に終止符を打ちましょう!
搭乗前に落とす(ベストは自宅で落とす)をおすすめします。
自宅で落としましょう。たっぷり保湿をして、日焼け止め成分の入った色なしの下地を塗り、眉毛はちゃんと書いて、マスクして空港へ向かう。これがベストです。
これから飛行機に乗るという場合、メイクを落とした後の入念な保湿ケアは絶対に必要です。
空港の洗面台など水のある広い場所で落としたとしても、化粧水・美容液・クリームなどでたっぷり保湿しないとダメです。飛行機と空港では、乾燥度合いが全く違います。自宅で落とさない場合は、スキンケア一式を必ず持っていきましょう。
私は、それが面倒臭いので自宅で落としてから空港に向かっています。マスクをすれば怖いもの無し!
機内で落とす場合
どうしても機内で落とすのであれば、良いタイミングは一回目の食事の後です。
飲み物もイミグレのカードも一通り回ってきて、ひと段落したところでゆっくりクレンジング&スキンケアを行いましょう。食事の後は睡眠タイムに向けて機内の照明も徐々に暗くなっていくことが多いのですっぴんでもあまり目立ちません。
機内のシンクは小さくて洗顔するスペースはありませんし、長時間占領してしまうのはマナー違反です。かといって、座席でメイクをオフするのは・・・。うーん。匂いが気になる人もいますし、見ていて気持ちの良いもんじゃありません。そのため、ササっと拭き取りできるタイプのものをトイレで使用しましょう。
ゴシゴシ拭くのはNGです。飛行機の中の肌は超敏感肌になっていますので、拭き残しがないようにしましょう。
その後は化粧水・美容液・クリームなどでたっぷり保湿してあげましょう。これも、座席ではなくトイレで。でも、長時間の使用はNGです。難しいですね。
※パックをするという方もいらっしゃいますが、私は、パックしている姿を人に見られたくない&水分が先に蒸発して、すっごいベタベタするのが不快だったので、パックは使用していません。
長時間フライト前後のお化粧問題:搭乗中のフェイスケア
搭乗中は小まめにミストをしましょう。保湿してもしても、多すぎることはないです。
もう、一本使い切る感じでやりましょう。
携帯用にオススメなのはこちら。
定番のアベンヌですね。
アベンヌの小さいサイズは100ml以下なので機内持ち込みOKです。
ことあるごとに顔に散布し、リフレッシュしていました。16時間のフライトで2本使いました。
そのおかげで、肌も荒れず快適!
アベンヌはもちろん無香料。隣の人を気にすることなく使用できます。
長時間フライト前後のお化粧問題:到着後、いつメイクをするか。
さて、まもなく着陸です。
できれば飛行機から降りる前にメイクしたい
という気持ちはわかります。だって女の子だもん。
空港到着後、ホテルに行かず観光する場合は、イミグレ後の荷物待ちの時に、こちらも最低限で、下地・眉毛・チーク・リップのみササっとしましょ。それだけでも、お化粧しています感が出ます。
海外だと、マスクをしている人=感染症にかかっている人というイメージなので、そのままマスクした状態でホテルに行くのはオススメできません。
ですので、飛行機降りたら最低限のメイクをしましょう。
チークとリップ一つ二役できるものがコンパクトに収まるのでおすすめです。
私が愛用しているのは、こちらの二種類です。
【THREE】
私は、06番を使用しています。肌になじむエレガントローズです。
もう一つ、大好きなカラー
【RMK】
私は、02番のレッドを使用しています。
私は、この2種を旅先に持っていっています。
インターネットで買う方が楽なので、ポチしていますが、リップ&チークを一度も使用したことがない方は最初はカウンターに行って付け方のレクチャー・色合わせしてもらった方が安心です。
もし、「以前使用したことがある」「自分に似合う色が分かる」のであれば、ポチしちゃってもいいですね。
長時間フライト前後のお化粧問題:日焼け止めを塗る理由
飛行機の中って、日焼けするんです。
飛行機の窓はUVAを遮断ません。透過し放題です。
紫外線には肌を赤く日焼けさせるUVBと、波長が長く、肌の深部まで届いてシワや老化を引き起こすUVAがあるといわれています。
通常、飛行機の窓はUVBをブロックする材質でできているので、見た目にわかるような日焼けをしたようには感じません。ところが、肌に有害なUVAは透過してしまうそうです・・・。
もし、フルスッピンだったらノーガード!ただでさえ敏感な肌なのに、シワや老化を引き起こすなんて・・・。
日焼け止め、絶対塗りましょう。機内に持ち込んでください。
100ml以下の、小さいサイズの日焼け止めってなくない??
あります。
私は、旅行の際はいつも携帯しています。アネッサのミニサイズ。
塗るのは搭乗後、すぐです。
飛行機の中だけではなく、旅行中はこれ一本で日焼け止めと乳液は完了です。
なお、日焼け止め入りのBBクリームを持参した場合、色付きですとマスクの紐に色がついて清潔に見えません。下地と兼用できる色が付いていない日焼け止めがおすすめです。
長時間フライト前後のお化粧問題:まとめ
私が推奨する流れは、以下のとおりです。
メイクを落とすタイミング
出発前、自宅で。眉毛はちゃんと書いて、日焼け止め成分の入った色なしの下地を塗ってマスクして空港へ向かう。
※機内でメイクを落とす場合は、化粧水・美容液・クリーム一式を必ず持っていって保湿する。
もしそれが面倒臭い場合は、自宅で落としてきましょう!
搭乗中の肌ケア
ミストで保湿しまくる。
これでもか!というくらい保湿する。メイクをしやすい肌に整えておくのが大切です。
パックを持参するのはどちらでも。私は、ベタベタしてしまうので持ち込んでいません。
搭乗後のメイクをするタイミング&方法
日焼け止め成分の入った、色なしの下地を塗ってポイントメイク(眉毛・チーク・リップ)のみ行う。
余裕があれば・・・
マツエクをすると、目の周りがパッチリして見えます。
(眉毛は、いつでも描けるので、あえてこのためにティントする必要はありません。いつもしているのであればしておくと安心です。私は失敗して二度とやるもんかと思っています。)
はい、これで完璧です。
いかがでしたか?最初は面倒くさいと思うかもしれません。でも、楽しい旅行にするために、頑張って実践してみましょう。
美は、一日にしてならず。
飛行機の中では、現状の肌質を悪化させないということにフォーカスしましょう。
私は、年に数回長時間フライトに搭乗していますが、この保湿たっぷり作戦でいつも快適な長時間フライトを実現しています。
私が悪戦苦闘したこの他の対策も記事にしていますので、合わせてこちらもご参考になれば幸いです。
私の体験談が、少しでも皆様の快適な長時間フライトにお役に立ちましたら幸いです。
おわりっ!